「おい・・・・・・」



様子を見ていたロイは片手に拳銃を構える.


その銃口は紛れもなく瀬戸へ向けられていた.



「もう、終わりにするか、・・・・・・ハハ。ここで、死ぬか」



「・・・ここで俺を殺すか?」


瀬戸は屍になった後藤を踏みつけるようにして立ち上がる.

返した言葉はロイへは届いてはいなかった