シュボッ・・・と、不安げに中箕隼は火をつけると、確かな暖かみに安堵を得る.



「・・・・・・はぁ・・・」



背中とズボンに這うようにして挟まれたダイナマイトを手探りに確かめる.



決まった・・・・・・



自分の運命は初めから決まっていたのだろうか、仕組まれているとさえ思った.



この2つから連想するならば、もう察しがつかないわけがない.

予想もつかなかった巡り合わせ、中箕の行動はもう選ぶこともなく決められてゆくのだった.