「なんなんだお前たちは」


階段を下りる途中、見知らぬ顔の男女二人に出くわした.


東堂は持っていた機関銃の銃口を男の方に向けた.


「待って・・・!助けにきてくれたんでしょう!?助けてください!」
女の方が叫ぶように乞う

「どけ.撃つぞ」


東堂の目は、鋭く、本気のようだった


「ちょっと・・・東堂さん!」


相原は東堂を制しようとするがここは狭い一本道階段.
思うようにいかない.