「試してみますか?生きるか、死ぬか・・・」

カツカツ・・・
怪しげな笑みを浮かべ赤坂は深い闇へと歩き出した.


その靴の音もまた徐々に闇へと溶け込んでゆく



ああ・・・
こいつと話していても時間の無駄なのだと、赤坂の言葉で理解する.



「必ずお前も始末する.」


「・・・」


返事のない足音は深い闇へと消えていった