「待って!」 瀬戸は自分より後ろにいる夏希に制止した. 少し近づいて見てみると、恐らく知っている友人ではなかった. 何やら少し危険な香りもした.まだ姿がはっきりみえない位置だ. 「・・・見てくる.」 そう言うと夏希をおいて、さらに人影にかけよった これは――――――死臭. 近づいた結果、すでに倒れている人は死んでいることがわかった.