1982年――――将来の人口増加に備え、新たな領土を得るために日本は近海に巨大人工島‐あおい‐を建設する.


1989年――――本土の人々が本格的に-あおい-に移住し始める.


1995年――――巨大な人工島-あおい-は日本の期待通りに経済成長を遂げ、ビルやマンション、テーマパークなど様々な建設物が建ち並ぶようになる.



2001年――――深夜、本土と-あおい-を繋ぐ海底トンネルが破壊.未だに真相は原因不明.
人工島と言えど動くはずのない島-あおい-が住民と共に姿を消す.


2006年――――巨大な人工島‐あおい‐が日本近海にて発見される.
しかし、雰囲気は全く変わってしまっていた.暗くよどんだ空気が漂う.

-あおい-へ自衛隊、警察が島民の確認、救出のため向かうが全捜索隊が-あおい-から帰ってくることはなかった.