『ススム』 山崎「なんや?」 『あたし、ちょっと桜の所に用ができたから行ってくる』 そう言ったら少し嫌な顔をしたけど しぶしぶ男物の着物を出してくれた。 山崎「せめてこれ着て行きぃ。ここは屯所なんやから、女の格好してたらおかしいさかい」 『うんっ!』 ススムには後ろを向いてもらい、すばやく着物と袴をはく。 『ほな、行ってきます!』 下駄を履いて、あたしは桜の木へと駆け出した。