壬生高校新撰組〜我が名を呼べ〜


しばらく、口を閉ざし眉間にシワを寄せていた土方さんが




ふと、視線の先にあたしを捕らえた。






なんともいえない、冷たい刺さるような視線で。








でも、ここで怯えちゃいけない。




じっと、土方さんを見つめ返していると





急に、彼の眉間のシワがなくなって





表情が少し緩んだ。