壬生高校新撰組〜我が名を呼べ〜




あたしがそう言うのをまるで分かっていたみたいに




待ってましたという顔をして




ニヤリと笑う彼女。






ゾクッと背中に悪寒が走るけど




あたしは視線を逸らさない。





『桜はん。過去に行って過去の私を納得させてくれへん?』




『過去…?』





過去と言うのは簡単だけど、時間を巻き戻すことは不可能。



ならば、どうする…