「おば様お知り合い?」 「い、いえ」 「こんにちは」 「こんにちは!風邪ひいてらっしゃるの?」 「は、はい」 お嬢様に話しかけられて、少しドキドキした私。 "ピッピッ" そうしてる間に、お母さんが来た。 「お大事になさってね」 「はい、ありがとうございます」 私は、そのおばさんとお嬢様に頭を下げて、車に乗り込んだ。 「凛・・ちゃん」 「え?おば様どうしたんですか?」 「何でもないわ若菜さん、行きましょうか?」 「ええ」