約束-promise memory-






-凛 side-



塁、柏木君と話したりしているのかなぁ。


涼は気さくに話し掛けそうだけど。




「凛、私達同じチームにしたけどよかったよね?」



窓から見えるグラウンドに目を向けて、考え事をしてる私に茜が言った。



「う、うん!」


「凛、柏木君の事?」


「やっぱりわかっちゃう?」


「分かりすぎだよ、まったく」



茜は、溜め息をつきながら私の隣に座った。