『ねぇ壱、凛がお嫁さんになりたいって言ったらどうする?』 『え?そうだな~・・』 『考えちゃうの!?』 『冗談だよ冗談!もちろん、凛がお嫁さんになってくれたら嬉しい!』 『じゃずっと一緒だね!』 『うん!』 まだ小学生だった私達の"約束"なんて、凄く儚く、脆いものだった。