中学3年9月
そろそろ受験勉強を始めようとしていたとこに
あの人が現れた。

「行って来ます」
毎週火曜日あたしは1つ隣の町に電車通学をし、塾に通っている。
あたしの通っている塾は個別指導で常に先生が横についている。
普通だったら成績が上がっていくはずなのに、あたしは全く上がらず
どんどん下がっていた。
その度先生に怒られて塾に行くのが苦痛だった。

「愛梨ちゃん、今日の担当梅津先生だからね。」

「梅津先生??」

「先週入ったばっかりの先生だよ」

「へえ」

どんな先生だろう。
怖い先生だったら嫌だな・・・。

もう席座ってよーっと。




タッタッタ・・・


来た!!!!!

「こんにちわ」

「こんちわ」

なんかカッコイイ先生

やばッ顔熱い