「おや、幼児ですか」
家紋さんが興味深そうに見つめてる。
「ああ!ションベン臭い子供だっ!」
「主任?!」
初対面でそれって!
子供のトラウマになりそうなセリフをそんな軽く!!
「迷子…かな?」
この二人にも見えるんだから、座敷童子ではない?
…よく見ると、かわいい子!
小さな顔におっきな目!
ちょっとくせっ毛の髪が、少し日本人離れしてる顔を引き立ててる。
将来モテる事間違いないネ!
「かわいい〜!僕、どうしたのかな?」
「なっ!かわいいって何だあっ!綾美!!」
男の子の前に屈み、座り込んだ私の頭上で主任が騒ぐ。
「かわいいじゃないですか」
「見かけに騙されるなぁっ!実は…橋幸雄かもしれん!」
橋幸雄?!誰ッ!!
「幸子の元夫だ!」
…幸子、名字は橋なんだ?
って!!違うし!
「奴は姑にマインドコントロールされている!」
「子供に変な言い掛かりつけるなっ!!」
幸子も幸雄も姑も知らないしっ!!
つーか、実在すら怪しいよ!
「ヤキモチか、笙」
「違う!餅は焼くのではない!伸ばして干す!」
訳わっかんない!
「僕いくつ?」
「6歳」
「パパとママは?」
「うんとね〜」
男の子は天井を見上げた。
家紋さんが興味深そうに見つめてる。
「ああ!ションベン臭い子供だっ!」
「主任?!」
初対面でそれって!
子供のトラウマになりそうなセリフをそんな軽く!!
「迷子…かな?」
この二人にも見えるんだから、座敷童子ではない?
…よく見ると、かわいい子!
小さな顔におっきな目!
ちょっとくせっ毛の髪が、少し日本人離れしてる顔を引き立ててる。
将来モテる事間違いないネ!
「かわいい〜!僕、どうしたのかな?」
「なっ!かわいいって何だあっ!綾美!!」
男の子の前に屈み、座り込んだ私の頭上で主任が騒ぐ。
「かわいいじゃないですか」
「見かけに騙されるなぁっ!実は…橋幸雄かもしれん!」
橋幸雄?!誰ッ!!
「幸子の元夫だ!」
…幸子、名字は橋なんだ?
って!!違うし!
「奴は姑にマインドコントロールされている!」
「子供に変な言い掛かりつけるなっ!!」
幸子も幸雄も姑も知らないしっ!!
つーか、実在すら怪しいよ!
「ヤキモチか、笙」
「違う!餅は焼くのではない!伸ばして干す!」
訳わっかんない!
「僕いくつ?」
「6歳」
「パパとママは?」
「うんとね〜」
男の子は天井を見上げた。



