丸腰デパート・イケメン保安課

リモコンを持ち、なぜかテニスの構えをする主任。
この時点で間違ってるし。

「敵が来たら、リモコンでドラえもん絵かき歌をやるんだな?」

大幅に間違ってる!

「印って言ってるじゃないですか」
「印鑑証明か?」
「ゲームに証明は必要ないから!」

理解してないじゃん!


「笙は印も結べないのか?」
昴さんが呟いた。
「何ぃ!昴は結べると言うのか」
「俺等、全て暗記している」

そうなの?


主任からリモコンを受け取り、昴さんがテレビの前に立った。
ゲームやるんだ?昴さんって。
何か以外。


目を閉じ、深呼吸をした昴さんは、リモコンで何やら空中に描いている…。

…何か…おかしくない?
目を閉じるってのが……。

まさかっ!!


「昴さんっ?!」
「何だ?」
「何を描いたんですか?!」
「印だ」
ホントに?!
「悪魔召喚のな」


やっぱりだあぁ――!!


「忍者の印を結ぶんですよっ?!」
「召喚印しか知らないんだ」

馬鹿ぁっ!!

知らないならリモコン持つなよ!!

どうしよう―…召喚印なんて!
マジで悪魔が来ちゃったら……。

昴さん、前例があるし。

部屋に変化が無いか確認する私。

マジで怖い!