「わくわくするな?千太郎!」
「うん!サバイバルだね、大ちゃん」
後ろでは、千太郎くんを真ん中に手をつないで歩く栗田さんと貢さん。
「何があるかわからないから僕、ロープとガムテープ持って来た」
千太郎くん?なぜそんな荷物を!
何があるかって、何も無いから!無い事を祈ってるから!
まさか…誰かをクローゼットかトイレに詰めるつもりでは?
「あはは、千太郎の忍び道具だもんね」
貢さん!親として危険な遊びは止めさせて下さい!忍び道具とか和やかに片付けないでくれる?!
だんだん近付いてくる看板。
黒い文字で松茸と読める。それから下に赤い文字で…。
「え…何あれ?!」
確かに、看板には松茸狩りと書いてある、あるけど!
何で狩りだけ赤い文字?!
しかも塗料がにじんで、血文字の様に見えるんですが?!
松茸を餌に人を狩るかの様な…!
その隣では、青いナイキのジャージ上下着用、頭にはタオルを巻き、笑顔で手を振る中年代の男性。
「お待ち致しておりました。丸腰デパート保安課の方々でございますね」
「見ればわかるだろう!」
「主任!初対面だから!」
わかんないから確認してんだよ!!
初対面早々失礼だろ!
「うん!サバイバルだね、大ちゃん」
後ろでは、千太郎くんを真ん中に手をつないで歩く栗田さんと貢さん。
「何があるかわからないから僕、ロープとガムテープ持って来た」
千太郎くん?なぜそんな荷物を!
何があるかって、何も無いから!無い事を祈ってるから!
まさか…誰かをクローゼットかトイレに詰めるつもりでは?
「あはは、千太郎の忍び道具だもんね」
貢さん!親として危険な遊びは止めさせて下さい!忍び道具とか和やかに片付けないでくれる?!
だんだん近付いてくる看板。
黒い文字で松茸と読める。それから下に赤い文字で…。
「え…何あれ?!」
確かに、看板には松茸狩りと書いてある、あるけど!
何で狩りだけ赤い文字?!
しかも塗料がにじんで、血文字の様に見えるんですが?!
松茸を餌に人を狩るかの様な…!
その隣では、青いナイキのジャージ上下着用、頭にはタオルを巻き、笑顔で手を振る中年代の男性。
「お待ち致しておりました。丸腰デパート保安課の方々でございますね」
「見ればわかるだろう!」
「主任!初対面だから!」
わかんないから確認してんだよ!!
初対面早々失礼だろ!



