走り出した車は高速道路に入り…そのうち景色は畑と山に変わり…。
隣に座る主任の、食べ散らかしたお菓子のゴミを片付けている内に、4時間…目的地に着いちゃったよ…。
「ははは!とんだ山奥だな!コンビニも無いな!」
コンビニ?ある訳ないじゃん、どう見ても!
「冬眠前の熊にでも再会しそうだな?綾美」
「不吉な事をサラって言うな!」
って言うか!再会って何だよっ!
会った事あるのかっての!
…ありそうだけどね、主任の場合。
「松茸狩り…看板が出てる所で待つと言われてるんだが…」
家紋さんが辺りを見回す。
看板ねぇ…。
駐車場の看板はあるけど、道路だって舗装されていない細い山道だし。
ホントに松茸狩りできるトコあるのかな?
「あ!あれじゃないかな?」
貢さんが指差した細い脇道の先を、みんなで一斉に見た。
…確かに、何か書いてある四角い板が見える。
「よし!俺に着いて来いよぉ!」
意気揚々と歩き出した主任。本当、主任ってこういうシチュエーションで、更にテンション上がる人だね。
「狩られる前に狩らないとゲームオーバーだ!」
「っ?!」
ゲームオーバー…じゃなくて!狩られるって何?!
一体誰に?!
隣に座る主任の、食べ散らかしたお菓子のゴミを片付けている内に、4時間…目的地に着いちゃったよ…。
「ははは!とんだ山奥だな!コンビニも無いな!」
コンビニ?ある訳ないじゃん、どう見ても!
「冬眠前の熊にでも再会しそうだな?綾美」
「不吉な事をサラって言うな!」
って言うか!再会って何だよっ!
会った事あるのかっての!
…ありそうだけどね、主任の場合。
「松茸狩り…看板が出てる所で待つと言われてるんだが…」
家紋さんが辺りを見回す。
看板ねぇ…。
駐車場の看板はあるけど、道路だって舗装されていない細い山道だし。
ホントに松茸狩りできるトコあるのかな?
「あ!あれじゃないかな?」
貢さんが指差した細い脇道の先を、みんなで一斉に見た。
…確かに、何か書いてある四角い板が見える。
「よし!俺に着いて来いよぉ!」
意気揚々と歩き出した主任。本当、主任ってこういうシチュエーションで、更にテンション上がる人だね。
「狩られる前に狩らないとゲームオーバーだ!」
「っ?!」
ゲームオーバー…じゃなくて!狩られるって何?!
一体誰に?!



