周りを見ると、初めて見たであろうリムジンで登校するいかにもお金持ちなみなさん。





そんな中あたしがいる。





どう考えてもおかしいでしょ!?





場違いにも程がある。





「はぁー…」





でも、ここまで来てしまったものはしょうがない。





だって今日は、入学式。





私も今日から立派な星山学園の生徒なんだから。





そう思って一歩踏み出したとき、





「「「きゃぁーっ!!!」」」





女の子達から黄色い歓声が聞こえた。