結局はなんもなかった。
家につくとき、
2人の間に始めて
沈黙があった。
あたしは気持ちを固めて
龍也に
『スキ』
と言おうと思った
そしたら、ガヤガヤと
明るい声が聞こえた。
龍也と目が合い、
誰やろ?
っち思ったら、
中学の先輩だった。
あたしはちょっと知っとった
でも、龍也は仲良しの
女の先輩だった。
その先輩はあたしたちを見て
「龍也となつっちつきあいよん?」
あたしは答えるのをやめ、
龍也がなんち言うかを
聞こうと思った。
そしたら
「付き合ってないちゃ!」
とのこと。
ショックだった。
でもしょうがない
あたしが気持ちを伝えてないけ
当たり前の事よね…
と思いながら
その先輩たちと歩いていたら
タメの龍也の友達がいた
「とみ」これはアダナ
富田と言う名前から
つけられたアダナ
その頃あたしは
とみのことはよく知らんかった
でも龍也ととみは
小学校からの仲良し
だった。
んでみんなで歩きながら
とうとうあたしの家についた
「「ありがとー」」
と言い残し、龍也たちは
帰って行った。
あたしはソファーに
飛び乗り泣いた
だって…
1番言いたかった
ことを言ってない
もー嫌!
と思いリコに電話した
