あたしはバスケで
仲良くなった
「あやか」と一緒に
校舎の周りを走り寄った。
そして体育館の前を通るとき
よく耳に聞く
男がいた。
その名前が
「山下龍也」
たつやと読む。
結構悪そうな感じらしい。
でも目がつぶらな瞳?
そんなかんじの可愛らしい
顔立ちで、笑ったら
ほんとに可愛かった。
でも周りからは
「悪い」「悪い」
と言われていた。
あたしはどんな人か
気になってた。
そしたら龍也の
顔なじみのいとこがいた
「田中優佳」
優佳には1コ下の弟がいて
あたしとタメのいとこ
だった。
優佳は当時中学3年。
優佳と龍也が話してるのを
見かけあたしもそこに行った。
これが始まりだった
