青と白は変わらない…
しかし、シンプルだったドレスにアランは少しずつ飾りを書き加えていく。
まるで、ロアの心の変化をたどるように…
一度動き出した手は、なかなか止まることはなく動き続ける。
ロア様…
アランの頭に浮かぶのは、ロアの優しい笑顔…
未だ見たことのないロアの笑顔を思い浮かべながら、アランは休むことなく原画を描き続けた。
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小鳥の鳴き声が朝の訪れを伝える。
アランは机に突っ伏したまま眠っていた。
その手元には以前とは違いずっと華やかに描かれたドレスの原画…
「ロ…ア……」
この時、アランの中にも今までとは違う感情が生まれつつあったのかもしれない…


