運命の恋



まだ半分だとは言いながら、大体の形は出来ている。



可憐なアラーナに合いそうなピンク色。



それでも、デザインは大人っぽく仕上げてある。



「さっそく着替えてみます」



そう言いながら寝室へと向かい着替えるアラーナ。



静かに袖を通すと、肌触りの良い生地が肌を滑る。



そして自分で鏡をみる前に、ゆっくりとドアを開けアランの元へと向かう。



せっかくアランさんが作ってくれたドレス…



ちゃんと着こなせているかしら…?



高鳴る胸を押さえながら、ためらいがちにアランの名を呼んだ。



「アラン…さん。あの…どう、ですか?」



アラーナの言葉に、ゆっくりとアランは振り向いた。