運命の恋



――――――


太陽が真上にさしかかる頃。



アランはたくさんの荷物をかかえ城へやってきた。



そして、その足で真っ直ぐアラーナの元へむかった。



「アランさんっ」



アランの訪れに、アラーナはまるで可憐な花が咲いたような愛らしい笑顔を向けた。



「こんにちは。今日はアラーナ様に見ていただきたいものがあって」



そう言いながら、部屋に案内されたアランはおおきな鞄の中から箱を取り出した。



初めは首を傾げていたアラーナだが、箱から出てきたそれを見て大きな目をますます大きく見開いた。



「うわぁ…」

「どうですか?」



アランが取り出したのは、淡いピンク色のドレスだった。



「まだ半分くらいなのですが、一度着ていただいた方がよろしいかと思いまして」



そう言いながら、アランはドレスをアラーナに手渡した。