運命の恋



その日の夕方。アラーナの採寸を終えたアランはある場所に来ていた。



それは…



――コンコン…



「ロア様…」



ロアの部屋。



あの後、どうしてもロアの事が気になり気付けばロアの部屋に足を運んでいた。



しかし案の定。ロアの部屋から返事が返ってくる事はなかった。



どうして俺はこんなに彼女の事が気になっているんだろうな…



フッと微笑むと、アランは再びドアの奥にいるであろうロアに向かって話しかけて。



「ロア様?失礼かもしれませんが、開けますよ」



そう言うとアランはゆっくりとドアを開けた。



部屋の中で、ロアはいつものように窓辺に腰掛け外を見ていた。



夕日がロアの顔を照らし、何ともいえない美しさをかもし出していた。



やっぱり…



「こんばんは」



あなたは美しい…