運命の恋



「アラン…」



ロアの頬を伝う涙を指でそっと拭くと、アランは優しくその頬に口づけた。



「やっぱり…よく似合ってる」



ロアの姿を見て、アランは再び微笑んだ。



「本当は、ずっと迷っていたんです。あなたに気持ちを伝えるか…」



そう言って、アランは再びロアを抱きしめた。



「でも…」



伝えてよかった…



そう囁くように言われたロアも、アランの背中に腕を回し精一杯抱きしめる。