――パタン… その時、静かな部屋にドアが閉まる音が響いた。 (誰…?) ロアは、涙で濡れた瞳をゆっくりとドアの方へと向けた。 「ロア様…」 そこにいたのは… 「ア…ラ…ン…」 ロアが名前を呼んだ瞬間、ロアはアランの腕の中にいた。 「すみませんっ…俺は…」 そう言いながら、ロアの髪に顔をうずめるアラン… まるでロアが生きている事を確かめるかのように…