「あぁ。姫華が準備終わったら一緒に行こうぜ?」
「うん……」
私は小さく頷き洗面所へ向かった。
「………っ。せい……や……」
扉を閉め洗面所の壁にもたれ掛かる。
何で好きになってしまったんだろう。
血の繋がっている実の兄を。
こんなにも好きなのに。
大好きなのに。
何で気持ちを伝えることも……
触れることさえも
許されないんだろう?
私は唇を噛みしめ込み上げる想いを鎮めようと冷たい水で顔を洗った。
顔をタオルで拭き鏡に映った自分の顔を見つめる。
星矢とは似ても似つかない顔。
でも私は星矢の妹……
自分の姿を見ていることが辛くなり、私は逃げるように洗面所から飛び出した。
「うん……」
私は小さく頷き洗面所へ向かった。
「………っ。せい……や……」
扉を閉め洗面所の壁にもたれ掛かる。
何で好きになってしまったんだろう。
血の繋がっている実の兄を。
こんなにも好きなのに。
大好きなのに。
何で気持ちを伝えることも……
触れることさえも
許されないんだろう?
私は唇を噛みしめ込み上げる想いを鎮めようと冷たい水で顔を洗った。
顔をタオルで拭き鏡に映った自分の顔を見つめる。
星矢とは似ても似つかない顔。
でも私は星矢の妹……
自分の姿を見ていることが辛くなり、私は逃げるように洗面所から飛び出した。



