―――――……… 「………ひめ……か。姫華、起きろ!」 体を揺すられゆっくりと目を開けると星矢の顔が視界に飛び込んできた。 「……星矢?何………?」 「何じゃねぇよ。もう電気復旧したんだよ」 「あ……電気?」 そういえばさっきまで暗かった室内が明るくなっている。 一定のリズムを刻む心臓の音を感じながら私はいつの間にか眠ってしまったようだ。 「俺シャワー浴びてくる」 「あ……うん………」 星矢は私の体をパッと離し、勢いよく立ちあがると浴室へと向かった。