「星矢も誘う?」


「どうせ降りてこないよ。ほっとこ?」


「まったくもう。本当に仲が悪いんだから……」


私は母の提案をすぐさま却下した。


本当は星矢と一緒にケーキを食べたい。


さっきまでずっと抱き合っていたのに、もう免疫が切れてしまったようだ。