隆臣となら楽しく学校まで行けたかもそんなふうに思った

その頃僕は有名な進学塾に通いだし海斗とメールする時間も減った



そしてあっという間に夏休みは終わった

9月になると一緒に学校には行かなくなった

僕がメールをしなかったら海斗は来てくれない

そう思ったら悲しくなった

暖かい風につつまれながら僕の心は冷たかった