マッキーは、吉田さんと同じチームで働いている昔ヤンキーでした、という感じの男前な人で、私とは仕事もからまないしそんなに話したことはないけど、噂では彼は私に好印象を持ってると聞いてたので、酔っ払っている吉田さんの携帯を勝手に借りて電話帳検索をして彼に助けを求める電話をした。マッキーは私からの電話に驚きもせず、すぐにかけつけてくれた・・・ヤンキー特有のスエット姿で!あとでマリコに報告せねば(笑)
マッキーと男性の店員2人がかりで店から吉田さんを連れ出し、エレベーターでビルの1階まで降りてとりあえず壁際に座らせた。
「いつものことだし、こまま置いて帰ろう。」
「え!」
「勝手に起きて帰るよ。」
「でも・・・置いて帰っても気になって眠れないから、私は吉田さんが起きるまで待ってます。マッキーありがとう。」
マッキーは迷っていたけど、こんな場所で女の子1人で危ないからと渋々付き合ってくれた。でも、マッキーと何を話してよいかわからず、ただ眠い眠いと繰り返したり、吉田さんを起こそうとたまにほっぺをパチパチ叩いたり・・・そんな感じで場をもたせた。無口なイメージのあったマッキーは、まぁこんな時間だからかテンションが高く、私のそんな仕草にかわいいと言ってバカ笑いしていた。そもそも今日はなぜ吉田さんと2人で飲んでたのかを聞かれ、私はなぜか嘘をついて最初は鶴見さんもマリコもいて終電で帰ったと言ってしまった・・・。だって飲みデートなんて知ったら、わざわざ遠くから来てくれたマッキーに申し訳ない。
外が少し明るくなった気がして時計を見ると4時を過ぎていた。やっと吉田さんは急に何もなかったかのようにむくっと起きた。寝ぼけた感じで、現状を理解しようとしていて、でもマッキーの存在に混乱していた様子だった。
「吉田さん大丈夫?わかる?」
マッキーと男性の店員2人がかりで店から吉田さんを連れ出し、エレベーターでビルの1階まで降りてとりあえず壁際に座らせた。
「いつものことだし、こまま置いて帰ろう。」
「え!」
「勝手に起きて帰るよ。」
「でも・・・置いて帰っても気になって眠れないから、私は吉田さんが起きるまで待ってます。マッキーありがとう。」
マッキーは迷っていたけど、こんな場所で女の子1人で危ないからと渋々付き合ってくれた。でも、マッキーと何を話してよいかわからず、ただ眠い眠いと繰り返したり、吉田さんを起こそうとたまにほっぺをパチパチ叩いたり・・・そんな感じで場をもたせた。無口なイメージのあったマッキーは、まぁこんな時間だからかテンションが高く、私のそんな仕草にかわいいと言ってバカ笑いしていた。そもそも今日はなぜ吉田さんと2人で飲んでたのかを聞かれ、私はなぜか嘘をついて最初は鶴見さんもマリコもいて終電で帰ったと言ってしまった・・・。だって飲みデートなんて知ったら、わざわざ遠くから来てくれたマッキーに申し訳ない。
外が少し明るくなった気がして時計を見ると4時を過ぎていた。やっと吉田さんは急に何もなかったかのようにむくっと起きた。寝ぼけた感じで、現状を理解しようとしていて、でもマッキーの存在に混乱していた様子だった。
「吉田さん大丈夫?わかる?」


