ところが10分たっても戻ってこないので私は心配になって男子トイレの出入り口まで様子を見に行った。だけど流石に中に入るのには勇気がいる。どうしよう・・・しばらく迷って、他の男性客の出入りがなくなったとき、中に入ってみた。吉田さんは手洗い場の下で座り込んで寝ていた。
「吉田さん!大丈夫ですか!?」
彼は何も言わず笑って答えた。吐いた形跡もなく、単純に眠いだけのようだ。席まで連れて帰ろうと体を持ち上げようとしても重たくて私1人ではムリだった。あ〜面倒くさい・・・。なすすべもなく彼の横でしゃがみこんでいると、トイレに入ってくる男性客が怪しい目でこちらを見てくる。私は恥ずかしくなって一端外に出て、なぜかマリコに助けを求める電話をした。
「マリコ、今電話大丈夫?」
「どうしたの?」
「今渋谷で吉田さんと飲んでるんだけど、」
「あ〜鶴見さんから聞いた〜。吉田さんと休日出勤してて、早く仕事終わらせなきゃってうれしそうにしゃべってたらしいよ。」
「それがさぁ・・・居酒屋のトイレで寝て出てこないの!男子トイレだから私入りずらいし、さっきちょっとだけ様子みに入ったんだけど重たくて連れ出せない・・」
「え!ひどいね、吉田さん!あんなにしつこく飲み誘っておいて結局寝るなんて。美鈴大丈夫?店員呼びなよ!」
「そうだよね、店員ね・・・というか店員がトイレから出してくれても、私が彼を店から連れて帰るのは難しい・・・」
「私今から行こうか?」
「マリコんち遠いしいいよ〜。1時間かかっちゃうじゃん!それに男のヘルプが必要・・・」
「ちょっとまってて!鶴見さんに電話してみるから。彼なら車あるし!」
マリコは電話を切って鶴見さんに助けにこれないか聞いてくれた。すぐにマリコはコールバックしてくれた。
「美鈴、ごめん。鶴見さん既に飲んでるみたい。車は無理だわ。でも電車で行こうか?」
「そっか・・・今から電車で来てくれても終電終わってみんなで始発待ちになっちゃうしやっぱりいいよ。色々心配かけてごめんね。」
「美鈴は悪くないよ!あ!マッキーに電話してみたら?車持ってたと思う。」
「そうね!マッキーに電話してみる。ありがと!」
「吉田さん!大丈夫ですか!?」
彼は何も言わず笑って答えた。吐いた形跡もなく、単純に眠いだけのようだ。席まで連れて帰ろうと体を持ち上げようとしても重たくて私1人ではムリだった。あ〜面倒くさい・・・。なすすべもなく彼の横でしゃがみこんでいると、トイレに入ってくる男性客が怪しい目でこちらを見てくる。私は恥ずかしくなって一端外に出て、なぜかマリコに助けを求める電話をした。
「マリコ、今電話大丈夫?」
「どうしたの?」
「今渋谷で吉田さんと飲んでるんだけど、」
「あ〜鶴見さんから聞いた〜。吉田さんと休日出勤してて、早く仕事終わらせなきゃってうれしそうにしゃべってたらしいよ。」
「それがさぁ・・・居酒屋のトイレで寝て出てこないの!男子トイレだから私入りずらいし、さっきちょっとだけ様子みに入ったんだけど重たくて連れ出せない・・」
「え!ひどいね、吉田さん!あんなにしつこく飲み誘っておいて結局寝るなんて。美鈴大丈夫?店員呼びなよ!」
「そうだよね、店員ね・・・というか店員がトイレから出してくれても、私が彼を店から連れて帰るのは難しい・・・」
「私今から行こうか?」
「マリコんち遠いしいいよ〜。1時間かかっちゃうじゃん!それに男のヘルプが必要・・・」
「ちょっとまってて!鶴見さんに電話してみるから。彼なら車あるし!」
マリコは電話を切って鶴見さんに助けにこれないか聞いてくれた。すぐにマリコはコールバックしてくれた。
「美鈴、ごめん。鶴見さん既に飲んでるみたい。車は無理だわ。でも電車で行こうか?」
「そっか・・・今から電車で来てくれても終電終わってみんなで始発待ちになっちゃうしやっぱりいいよ。色々心配かけてごめんね。」
「美鈴は悪くないよ!あ!マッキーに電話してみたら?車持ってたと思う。」
「そうね!マッキーに電話してみる。ありがと!」


