翌日、朝早くからユニバーサルスタジオに行った。以前私は友達と来たことがあるけどマナブは初めてだったので、とりあえず園内を一回りして主要なアトラクションはこなした。昨日のことはさておき、非現実的な場所にくると楽しい気分になった。
夕方までユニバーサルスタジオにいて、それから市内に車で戻り、難波、道頓堀辺りで夕飯を食べるとこを探した。旅行雑誌に載っていたお好み焼き屋で食事をしたあと、お土産店に入ったりして適当にふらふらし、朝からずっと歩き回って疲れてたので20時前にはホテルに戻った。
大阪城前のホテルで、何となく窓から大阪城を見ていたら、花火の音が聞こえた。ビルとビルの合間に花火が見えた。私とマナブは窓からその花火を見てた。
「近くで見たかった。」
「ごめん。情報不足で。花火なんて東京で見ればいいじゃん。」
「も〜頼りない!」
「知ってたとしても美鈴は疲れたって言ってホテルに帰ってきてたよ。」
そうかもしれない。キツキツのスケジュールでいっぱい歩いて疲労していたのは事実。大阪に来たらあれもこれもと食べたいものはいっぱいあったはずなのに、食い倒れする元気もなかった。花火が終わったあと、先に私がシャワーをして出てきたとき、マナブが言った。
「美鈴の携帯鳴ってたよ。」
私は携帯をチェックした。吉田さんからだった。マナブは着信を見たのだろうか?私は同じないフリをしてドライヤーで髪を乾かし始めた。
「シャワーしてくる。」
マナブがお風呂場に行き、シャワーの出る音を確認してから、私は吉田さんにコールバックした。
「もしもし?お疲れさまです。水沢ですが、」
「お〜お疲れ。何しとったん?」
「今日ユニバーサルスタジオに行ってきました。」
私は今日の出来事を吉田さんに話した。
「そう言えば、さっきホテルの部屋から花火が見えたの。」
「大阪城から見えるんやったら淀川の花火かな・・・」
会話が楽しくて、マナブのことをすっかり忘れてた。シャワーを終えたマナブが話かけてきた。
「誰と話してるの?」
「会社の人・・・」
びっくりした私は言葉に詰まった。
「今の彼氏やろ?ごめんな。大丈夫か?電話切るな。」
吉田さんが気を使ってくれた。
夕方までユニバーサルスタジオにいて、それから市内に車で戻り、難波、道頓堀辺りで夕飯を食べるとこを探した。旅行雑誌に載っていたお好み焼き屋で食事をしたあと、お土産店に入ったりして適当にふらふらし、朝からずっと歩き回って疲れてたので20時前にはホテルに戻った。
大阪城前のホテルで、何となく窓から大阪城を見ていたら、花火の音が聞こえた。ビルとビルの合間に花火が見えた。私とマナブは窓からその花火を見てた。
「近くで見たかった。」
「ごめん。情報不足で。花火なんて東京で見ればいいじゃん。」
「も〜頼りない!」
「知ってたとしても美鈴は疲れたって言ってホテルに帰ってきてたよ。」
そうかもしれない。キツキツのスケジュールでいっぱい歩いて疲労していたのは事実。大阪に来たらあれもこれもと食べたいものはいっぱいあったはずなのに、食い倒れする元気もなかった。花火が終わったあと、先に私がシャワーをして出てきたとき、マナブが言った。
「美鈴の携帯鳴ってたよ。」
私は携帯をチェックした。吉田さんからだった。マナブは着信を見たのだろうか?私は同じないフリをしてドライヤーで髪を乾かし始めた。
「シャワーしてくる。」
マナブがお風呂場に行き、シャワーの出る音を確認してから、私は吉田さんにコールバックした。
「もしもし?お疲れさまです。水沢ですが、」
「お〜お疲れ。何しとったん?」
「今日ユニバーサルスタジオに行ってきました。」
私は今日の出来事を吉田さんに話した。
「そう言えば、さっきホテルの部屋から花火が見えたの。」
「大阪城から見えるんやったら淀川の花火かな・・・」
会話が楽しくて、マナブのことをすっかり忘れてた。シャワーを終えたマナブが話かけてきた。
「誰と話してるの?」
「会社の人・・・」
びっくりした私は言葉に詰まった。
「今の彼氏やろ?ごめんな。大丈夫か?電話切るな。」
吉田さんが気を使ってくれた。


