それからしばらくはマリコとの会話には鶴見さんの話題はあがらなかった。会社では斜め向かい合わせに座っているマリコと鶴見さんは、普通に会話をしたり冗談を言って笑ったりしているが、プライベートの2人の関係が今どうなってるのか私にはわからない。聞いていいのかもわからない。というより面倒くさそうだったのでわざと聞かないようにしていた。でもランチで話すネタは相変わらず恋の話。イケメン芸能人の話や、社内の気になる男性についての話をしていた。
「そう言えば、前に下村くんに飲みに誘われたと言ってたのはどうしたの?」
「あ〜。飲みに行ったよ〜。」
「え〜!!なんで内緒にしてたの?」
「だって・・・。美鈴ちゃんあんまりいい顔しなかったから話しずらくて。」
「で、頻繁に飲みに行ってるの?」
「鶴見さんと付き合ってからは行ってないけど。よくメールがくるの。」
「なになに?下村くんはマリコのこと好きなの?」
「それはわからないけど・・・でもね・・・内緒にしてくれる?」
「うん。」
「奥さんと別れたって。」
「え〜!!そこも〜!?」
「あたし不倫専門というか別れさせ屋みたいになってるけど。」
マリコは冗談っぽく笑って言った。
「才能だね。というかオーラ出してるんじゃないの?」
「出してないよ〜。普通の人と恋がしたぁい!」
「きゃははは〜。じゃあうちの部門なら誰がいい?」
「そうね〜。吉田さんとか男らしくて素敵だけど、彼は美鈴ちゃん狙いよ。」
「え〜!?吉田さん彼女いるじゃん。」
「でも絶対狙われてると思うよ。前に鶴見さんも言ってたし。」
そして私は吉田さんを気にするようになってしまった。
「そう言えば、前に下村くんに飲みに誘われたと言ってたのはどうしたの?」
「あ〜。飲みに行ったよ〜。」
「え〜!!なんで内緒にしてたの?」
「だって・・・。美鈴ちゃんあんまりいい顔しなかったから話しずらくて。」
「で、頻繁に飲みに行ってるの?」
「鶴見さんと付き合ってからは行ってないけど。よくメールがくるの。」
「なになに?下村くんはマリコのこと好きなの?」
「それはわからないけど・・・でもね・・・内緒にしてくれる?」
「うん。」
「奥さんと別れたって。」
「え〜!!そこも〜!?」
「あたし不倫専門というか別れさせ屋みたいになってるけど。」
マリコは冗談っぽく笑って言った。
「才能だね。というかオーラ出してるんじゃないの?」
「出してないよ〜。普通の人と恋がしたぁい!」
「きゃははは〜。じゃあうちの部門なら誰がいい?」
「そうね〜。吉田さんとか男らしくて素敵だけど、彼は美鈴ちゃん狙いよ。」
「え〜!?吉田さん彼女いるじゃん。」
「でも絶対狙われてると思うよ。前に鶴見さんも言ってたし。」
そして私は吉田さんを気にするようになってしまった。