暫くゆっくりしてから夕食を食べ終えると、慎矢さんは私の手を引いてホテルを後にする。 「え?どこ行くの?」 「…海へ行く」 少し歩くとビーチへと出て来て砂浜を歩いていると……何やら音がしたと思ったら…。 夜空に綺麗な緑から赤から紫から、色んな色の花火が打ち上がった。向こうは今冬だから…見る事の出来ない花火。 「…凄い。…もしかしてこれを見せる為に…ハワイへ来たの?」 「…嫌。一番の目的は他にある」 まだ、何かあるの?