大時計下

「いい思い出…キャッ…」

その時

突然後ろから口を塞がれた。

これじゃあ隼人に連絡できない。


スタッフさんも忙しいのか気付かない。

どうしよう…


腕はつかまってない。

ならケータイは出せれる。


そっと携帯を出し、ショートダイアルでかけようとするが

足で腕をつかまえられた。


「おーい。美紅~、どうした」

足でケータイをふもうとする不審な人。

バキッッ…

「!」


せっかく数ヶ月前やっとのおもいで機種変更したのに。

すると

「美紅っ…」