「待て、時神!まだ話は……」 「待てって言われて待つ奴なんか居ねえよ。じゃあな!」 言うが早く、火槌は風を切るような速さで屋上の階段へ駆けていく。 聖河は追いかけようとしたが (待てよ……これは時神の罠かもしれない。追うのはやめておくか……。) そう気づき、彼の消えて行った階段をじっと見つめていただけだった……。