「どうせ、いつも、里亜がベッドだろ?」 朗慈が、とっくに、あきらめたように言った。 だけど・・・・・・ ため息は、聞こえてこなかった・・・・・・。 「手、つないでていい?」 わたしの言葉に、朗慈はぎゅっと優しくにぎって、答えてくれた。 *完*