『ソフィア様!!ソフィア様!!ソフィア様!!ソフィア様!!ソフィア様ー!!』


ドアの向こうから近づいてくるその大声に、青い髪をし目の釣り上がった少年・ソフィアが目を覚ました。


ソフィアはベッドから上半身を起こした。


『もう〜うるさいな〜…』


ソフィアは眠い目をこすった。


『ソフィア様!!』


その声と同時にドアが開き、赤い髪をした目の大きい男が入って来た。


『うるさいよ、リッチ〜』


ソフィアは赤い髪の男・リッチに機嫌悪そうに告げた。


『すみません』


リッチはソフィアに頭を下げた。