【唯我独尊カレシ。】俺様*オマエ*まるかじりッ



1日があっという間に過ぎていく。


ぼんやりとした頭で黒板を見ていると、教科担当の先生だけがめまぐるしく変わっているように見えた。


機械的にノートをとってはいたものの、授業はまるで上の空。

指名されなかったのが不思議なくらい。

もしかしたら自分が思うよりも、先生や周りからは授業をちゃんと受けているように見えたのかもしれない。


休み時間も友達と喋る気にはなれなくて、そのたびにトイレへと向かった。


友達へも内緒にしていた、想い。

もちろん昨日告白するとも教えてなかったし、したことも多分教えないだろう。

というよりも、恋してることすら、知らなかった筈。


仲の良い友達はいる。

ファッションやドラマ、日常の話や他愛もない話は、いつもいくらでも出てくる。


友達は好きな人の話や、彼氏の話なんかも話題にしたりするし、聞くのも嫌いじゃない。


私が言わないというのは、信頼してないとかそういうんじゃなくて。

なんとなく、言うことに抵抗があったからだった。


私だけが知っていればいい想いだと思ってたから。


見事に私だけの想いになってしまったのだけれど。