アッサリとそう言ったサキは、言葉を重ねていく。
「生徒会室に連れてったはいいけど、途中ほっぽりだすカッコになっちゃったのが、ちょっと気になってたからさ。
で、今朝ヒトコトいっとこーと思ったら教室来ねぇし。
やべ、どーすっかな、とここで考えようと思って来てみたら居るし。
ま、手間省けて良かったけどさ。
しっかしアキも、ふてくされちゃって、可愛くないったらないよな」
つらつらと並べたてたサキの話を聞いてたけど、最後の言葉が気になった。
──秋月会長が、ふてくされてる……?
さっき様子がおかしくっていつもと違うようだったのも、そのせい……?
「あの、秋月会長がふてくされてるって……私のせい…?
私が仕事の邪魔をしちゃったから……」
恐る恐る尋ねた私に、サキはうろんにさまよわせていた目を、ちょっと驚いたようにしてこちらに向けた。
「仕事の邪魔……?」



