という訳で、現在執筆中の天神ⅩⅨでも、そんな描写をちょっとだけ織り交ぜ中。

特に拘ってみたいのが『精神的恐怖』の描写。

まぁ拘るといっても、僅かな描写でしかないですが。

スプラッター系の『血がドバーッ、内臓がビチャア』みたいな視覚的描写と違って、ビジュアルで訴えかけない精神的恐怖の描写は、かなり実力が試されると思うのです。

映画で言うなら和製ホラー。

何て言えばいいんでしょう、あまり肉々しくないというか(笑)

薄暗い、湿っぽい、息苦しい、かび臭いような雰囲気(わかるかな…)。

元々ホラー・オカルトジャンルはあまり得意じゃないし、天神シリーズの性質上、そういう描写を織り交ぜるのは難しいのですが、ダークな雰囲気も嫌いではないので、チャンスがあれば要所要所で挑戦してみたいなと。