文章の技法とか言い回しって、一定レベルに達すると頭打ちになると僕は思っています。

「そりゃあお前の精進が足りないからだ」ってのもありますけど、そこは置いといて。

だから更に読まれる作品を書くにはどうするかっていうと、設定の斬新さ、まだ誰も書いた事のないテーマ、キャラクターの個性などなど…そういうものに頭を働かせる。

それでも駄目ならどうするか。

例えば仕事。

いやいややってる仕事と、楽しんでやってる仕事なら、楽しんだ方が能率がいいに決まっている。

技法技巧も大切だけど、もっと基礎を見つめ直すのはどうでしょうか。

小説って『技術を競うもの』ではなくて、『趣味として、楽しむ為に読むもの』だと思うのです。

この言い回しは凄い!

何て上手い表現方法なんだ!

そういうものに感動するのも、作品が面白ければこそ。

技術を見せ付けるだけの文章なんて…何だか教科書みたいです。

僕が読んだ作品は、そういうものだったのかもしれません。