「ハァー。この人たちやっぱり輝いているよな。
好きな事をやっている人は、目の輝きが違うよな。」


桜は、独り言を言いながら、



「私、
今のままで本当に幸せなのか?
毎日、満員電車に揺られて会社に出社したら、
お茶くみや、コーピ取り。しまいには、安月給で会社にもなんの魅力も感じない。
だからと言って、好きな男も居ないし・・・。
ハァー。」



桜の口からでるのは、



溜め息ばかり。