「おとうさん、見て!」 娘と一緒に吹いた種は空高くへと舞い上がって行く。 いつかこの子が素敵な恋をしますように。 そしていつか・・私達のように運命の人と出会いますように。 そう祈りながら飛んでいく綿毛をずっとずっと見続けていた。 ねぇ、あなたにお願いがあるの。 もし、この子が誰かに恋をする日が来たら・・ 私と同じように・・ 温かく見守ってあげてね。 本当におしまい☆