「吹雪の未来に乾杯~~!!」

夏花の掛け声と共に3つのグラスが重なる。

夏花。タケル。ありがとう!

「そうそう!吹雪にいいものあげるよ!」

「え?何何??」

夏花は笑顔で、

「これから吹雪は暇っ子でしょ?暇にならないように、ノートパソコンあげるよ!」

へ??パソコン??

「えええええ??そんな高価なモノ貰えるか!」

私はパソコンなんて持ってません><

今は携帯でなんでも出来るし。

パソコンを持つ必要がないと思ってたし。

「じゃ、俺が貰う!」

「ふざけんな!吹雪にあげるんだよ!」

「なんでパソコンなんだよ!!」

あげる!なんて急に言われても。

何故パソコンなんだ?w

「うちで買い換えたから!ちょっと古い型だけどまだまだ使えるし。今の吹雪には丁度いいんじゃないかなって!」

「そうなんだ・・・。」

「あ。回線引くのは自分でやってね!」

パソコンね・・・。

私に使えるのか?w

高校の授業の時にちょこっと使った事があるくらいだぞ!

ローマ字くらいは読めるけど。。。

いらない気もするけど夏花の好意だし。

ここは貰っておくか!