「実は・・・。別れようと思って・・・」

「・・・。やっぱり。」

なんで、分かってるの?

私そんな素振りした?

「もう、俺の事嫌いになったの?」

「うん・・・。ごめん。」

ウソ。。。

キライな筈ないじゃん。

他に女が居たとしても、いいって思うくらい大好きだよ。

「・・・。そっか~~。嫌われてもしょうがないか!お前の誕生日に遊び歩いてたわけだし。」

「春人・・・。今までごめんね。うち・・・。最低な彼女だったよね。いつも殴ってばっかだったし。春人が喜ぶような事全然してあげれなくて本当にごめんね。」

春人は煙草に火を付けながら話始めた。

「なんでお前が謝るの?今回は俺が悪いでしょ!それに、お前が最低な彼女だったら
今までお前と一緒に居ないし。むしろ俺にしたら最高の彼女だけど。」

アナタの優しさで胸が押しつぶされそうです。

今日は泣かないって決めてたのに。。。

自然と涙が溢れてきちゃいます。。。

「本当に別れたいの?」

首を立てに振らなきゃ。。。

心の奥では横に振りたい感情が。

「本当にごめん。」

「そっか・・・。分かったけど、納得出来ないからちゃんとお前の思ってる事正直に言って!聞いた後もやっぱり別れないとか言って、お前を困らせる様な事しないから。」