タケルは申し訳なさそうにしてるし。

ヤッシーはニヤけてるし。。。

どうしようもないな!コイツらw

「ごめんなさい。またの機会に!」

聖香は丁寧に断ってるしw

「残念~~。今度会ったら遊ぼうね~!」

春人はそう言って単車で消えて行きました。

「ねね!今の人かっこよくない?」

Σ(・ω・ノ)ノえっ!

聖香さん!マジですか。。。

私の彼氏です!なんて言えませんけどw

「あーいうワイルド系の男ってチョータイプ!!遊びに行っておけば良かったかも!」

ワ・・・ワイルド??

誰が?

「え?どの人がワイルドだったの?」

春人・タケル・ヤッシー。

3人居ましたよね?

「話掛けてきた人だよ!」

。。。

春人に決定w

春人しかじゃべってないじゃん。。。

「でも、暴走族の人じゃない?ガラ悪かったし・・・。関わらない方がいいと思うよ!」

普通の女の子がヤンキーに関わってはいけませんよ!

あ。そう言ったら素性を知らなくても聖香は関わってるって事になる?

私が族だから。。。

「暴走族!!カッコイイじゃん!バイクの後ろに乗せてもらいたいよ!」

Σ(・ω・ノ)ノえっ!

ヤンキーに憧れる系?怖がる系じゃなくて?

まぁ。聖香は肝が据わってるっていうか、怖いもの知らずみたいなとこあるしな!

聖香に私の事話した方がいいかな?

でも。。。嫌われるのは嫌だし・・・。

この時の私は聖香に本当の事を言えませんでした。

「今度、声掛けられたら遊びに行こうね~♪」

のん気に話す聖香。

「そ・・・そうだね。」

今度という日がありませんように。。。

私は聖香と別れた後、春人達の溜まり場に向かった。

一発ぶん殴ってやる!

学校周辺には絶対来るなって言ってたのに。。。