「風邪引くから。風呂入れよ」

「うん・・・」

春人の部屋に戻るまで会話が無く

少し怖かった。






シャワーの温度を熱めにして頭から浴びる。

春人、怒ったのかな?

何話せばいいんだろ。。。



バタン

え?

シャワーから目を離し、音がした後ろを振り返ると半裸の春人が立ってた。

「え?ちょっと。どうしたの?」


何も言わずに私の腰に手を回しシャワーに打たれる春人。


「春人?」









「俺・・・。どのくらい我慢すればいい?」

「・・・。」










「我慢・・・しなくていいよ」













「傍に・・・居てくれるんでしょ?」



「あたりまえ」