もじ♡こい (完)

「春人は何が言いたいの??」

「・・・。だから、ネット恋愛なんか無理だって!」

「春人には関係ないじゃん!口出しすんなよ!!」

「吹雪。俺等、お前の事心配して言ってるんだよ!」

もう!タケルウザイw

「心配してって頼んだ覚えはないけど」

「騙されてるのがオチだって!お前はそんな恋愛しないはずだろ?オカシイって!」

今度は私がオカシイのか。。。

「男は欲望の塊なんだって。会ってやるだけやったら捨てられるのがオチ。お前が傷つくだけだって!」

「は??タケルがそんな事言えんの??自分でうちに何したか分かってんの?ふざけんなよ!!」

欲望の塊なのはタケルじゃん。

望んでも無い事をタケルは私にしたよね?

そんな人に優真の事とやかく言われる筋合いないよ!!

「それは、悪かったよ!でも、今のお前オカシイって!」

。。。

もう。オカシクテイイデス。。。

「優真の事、何も分かんない癖に・・・。」

そう言った瞬間。。。

私は春人を殴ってしまいました。。。

しばらくして自己嫌悪に襲われました。。。

私、最悪だ。

また、感情のコントロールが出来なくて春人を傷つけた。

殴るつもりなんてなかったのに。。。

「ごめん。」

「ちょっと!吹雪何やってんの!!」

店から、夏花と聖香とヤッシーが出てきた。。。

「春君。大丈夫?」

そう言って、春人を起こす聖香。

「春人。今のは完全にうちが悪い。殴っていいよ。ってか、殴れ!」

「てめーはいつもいつも!!」

「春人!やめろよ!もういいだろ!」

「タケルは首突っ込むんじゃねーよ!」

私はタケルを睨んで言った。

「後悔すんじゃねーよ。思いっきり行くかんな!」

「あたりまえだ!いいからやれよ!」